【国際線】飛行機の手荷物で没収される物・持ち込める物どんな物??

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皆さん、こんばんは。

今日は、以前から本当にたくさんの方から質問がある、飛行機に乗る時の手荷物についてここでお話していきたいと思います。

またこの手荷物などのルールは、『国内線』と『国際線』でルールが異なりますが、
本日は『国際線』のお話です。

いつしかのロンドン・ベルギー旅行の荷物
真ん中の大きな箱は友達から頼まれた化粧品
私の荷物…めっちゃ少ない。笑

実際私を含め友人達身近な人が経験した事や、事前に航空会社や現場で確認した事をもとにお伝えしますが、

国際民間航空機関(ICAO)で決められたルールに関しては、事故や事件などで頻繁にルールの見直しがある事、航空会社や渡航先の国々においても個々にルールが細かく変わる事が多々あるので、ここで述べる事は100%大丈夫という訳ではありません。ご心配な方はご自身でしっかりと確認をお願い致します。

国際線の手荷物について

まず飛行機に乗る時の荷物は、飛行機の中、座席まで持っていける
①『機内持ち込み』の手荷物と、大きいスーツケーキなど事前に預ける
②『受託手荷物(預け荷物)』がありますが

  • 機内持ち込み・受託手荷物共に可
  • 機内持ち込み・受託手荷物不可
  • 機内持ち込み不可・受託手荷物
  • 機内持ち込み・受託手荷物共に不可

と4つに分類されます。

機内持ち込み

サイズや個数

主な航空会社では、身の回り品(ハンドバッグなど)と、手荷物(スーツケース、キャリーケース、カバンなど)1つ(かつ総重量10kg以下/1つの荷物の3辺の和が115cm以下)までが機内持ち込みが可能です。

また、上記の条件を満たしている場合も、機内の収納スペースには限りがあるため、
規定サイズ内でも機内持ち込みが出来ない場合があったり、搭乗される飛行機のサイズ(小型機・大型機など)でも条件は変わるようです。

私が最近乗った国際線は『チェジュ航空』でしたが、リュックと手荷物のトートバッグの2つが持ち込み可能でした。

その時購入した航空券は、受託手荷物がついていなかったので、帰りのお土産等全て機内持ち込みにしないといけなかったので、(事前に料金を支払えば受託手荷物をつける事も可能です)

トートバッグの中にチャック付きのボストンバッグを折りたたんで持っていき、帰りはそのボストンバッグとリュックで帰ってきました。

液体物の持ち込み

このご質問が特に多いですし、実際わかりづらいですよね。

航空会社・国によっては、こちらでお伝えする内容よりも、さらに厳しい制限を設けられていますが、

日本発着の際の大きな注意点として以下の4点があります。

  1. あらゆる液体物(クリーム・スプレー・ジェル類等)は、100ml以下の容器に入った容量の液体のみ
  2. 液体類の入った容器を総容量1L(1000ml)以下
  3. 縦横の辺の合計が40cm以内の透明な再封可能なプラスチック袋(ジップロック状)に入れる
  4. お1人で持ち込める袋の数は1つのみ

例えば前回韓国に行って購入したこちらの商品

韓国コスメ好きな方はみんな購入するだろう
CNPのミスト

スプレー式の化粧水ミストですが…

この様に容量が明記されていて、1つ100mlなので持ち込み可能です。

同じ様なスプレーやクリームでも…

こちらは両方が容量を超えている為機内への手荷物としは持ち込みが出来ないので、受託手荷物として預ける必要があります。

また上記のスプレーや容器の中に《半分しか入ってません。》
と言っても表記されている容量が超えている場合は持ち込み出来ません。

前回私がチェジュ航空を利用した際に実際持ち込みをした液体類はこちらです⬇︎

各容量も記載してみましたが、トータルで645ml(g)でした。

この液体類を透明なビニールの袋に入れないといけないのですが、

航空会社がルールとして、縦横の辺40cm以下のビニールに入れる事を推奨しているのですが…

上記の液体類を入れると縦横の辺50cmを超えてしまいました。

そこで一か八かでこの大きさの袋で保安検査場に行ってその場でスタッフの方に確認しましたが、

あくまでも1つ100ml以下な事と、総容量が超えてなければ大丈夫との事でした。
※ちなみに確認したのは韓国・ソウル仁川空港です。どこの国でも大丈夫とは言い切れません。

その他機内持ち込み出来ない物

液体類の容量を超えての持ち込みが不可な事以外に、機内に持ち込めない物があります。

結構見落としがちなのが、刃物類など、凶器となるおそれがあるもの(例:ハサミ、カッター、ナイフ類、ゴルフクラブなど)に当たる、女性のメイク道具でハサミとかをポーチに入れてるとチェックされ場合によっては没収されます。

免税店で購入した商品

空港の免税店で購入されたり、免税店で購入して帰国時に空港で受け取る商品があるかと思いますが、それら液体類は上記の制限とは別に機内持ち込みが可能です。ただし、国により下記の様な特別な条件があります。

  • 密閉式のビニール袋に入っており、開封されていないこと
  • 購入を証明するレシートが袋内に入っていること

また、トランジット(乗り継ぎ)がある場合は、免税店で購入した液体商品でも、乗り継ぎ先の空港で持ち込み出来ず没収される事があるので、

乗り継ぎ便を利用する方は、各国、各航空会社でご確認をお願い致します。

医薬品やベビーミルク等、特別な制限食の取り扱い

機内で必要な分の医薬品や、お子様のベビーミルクなどの特別な制限食等は、透明のプラスチック製袋に入れなくても持ち込みが可能だそうです。

ただし、ベビーミルクは乳幼児のお客様が一緒にご搭乗される場合に限るとの事です。
また、処方薬は処方箋の写し、病名などがわかる医師の診断書類の提示を求められる場合があります。

受託手荷物(預け荷物)

フルキャリアの航空会社を使う旅行や、長期の旅行、お土産等が増える復路便などはスーツケースをチェックイン時に預けてしまう方は多いかと思います。

サイズや個数

こちらに関してはよく質問に頂きますが、

  • 利用される航空会社
  • 航空会社のステイタス
  • 利用される座席クラス(ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー・エコノミー)

こちらでだいぶと条件が異なり、一概に「これです!」
と明記する事が難しいので、実際予約された航空券の条件を各航空会社にご確認下さい。

例えば、荷物のサイズも同じ日本の航空会社でもJALとANAで違いがあります。

ANAの場合…1つの荷物の大きさ3辺(縦・横・高さ)の合計が158cm以内

JALの場合…1つの荷物の大きさ3辺(縦・横・高さ)の合計が203cm以内

このサイズの違いは長期の旅行になればスーツケースも大きくなると思うので、ANAの158cm以内というのは結構ギリギリになる方も多いかと思います。

また周遊旅行の際は同じ航空会社を使わないとなると、各航空会社の条件を満たす様に荷造りをしないといけなくなるので、その辺りも注意して下さいね。

預け荷物で預かってもらえない物

  • 貴重品
  • 高価品
  • 電池類
  • 発熱・発火する物(ライター等)

などがあります。

最近特に確認されるのが、モバイルバッテリーですね。

こちらは必ずスーツケースから出して機内持ち込みとして飛行機の中に持ち込んで下さい。
またモバイルバッテリーの容量によっては機内持ち込みも出来ないのでご注意下さい。

また女性の方で多いのが、コテやストレートアイロン等の充電式タイプですが、こちらはリチウムイオン電池式の物がほとんどで、電池が取り出せない物は機内持ち込みも、預け荷物でも持ち込めない為、その場で没収になります。

預け荷物に関しては、過去のトラブル等でいろんな制限が増えてきているので今後も変更があるかと思うので、行く際にその都度ご注意下さい。

他に高価品・貴重品に関しては、
『万が一、破損・紛失等の損害が生じても責任を負いかねます。』

と明記している航空会社が多いです。必ず機内持ち込みとしてご自身での管理をお願い致します。
※パソコンやカメラ等も含まれるのでこちらも十分にご注意下さい。

過去の失敗談…

私や友人が過去に手荷物で失敗したお話を最後にお伝えしたいと思います。私達みたいにならないように注意して下さいね。笑

スペインでオリーブオイルが…

空港でチェックインをしてスーツケースも預けて身軽になったので、最後にもう少しお土産を買って帰ろうと、

手荷物検査など、まだしていなかったのに空港内でお買い物を沢山して、機内持ち込みの手荷物として購入した物を持って保安検査場に向かいました。

X線を通った私の手荷物が…
何か引っかかってる。。。

《あっ。。。さっきそこで買ったオリーブオイルだぁ…》

拙い英語で、
「これはさっき空港で買ったやつ!あなたの国で買ったやつ!怪しい液体じゃない!」
って散々訴えてたけど、笑

あえなく没収…

泣く泣く、
「怪しい物じゃないから捨てないで…おじさんにあげるから〜涙」
って一方的に言って渡しました。
この時没収されたのはオリーブオイル200mlぐらいの大きさ5本ぐらいでした。笑

ハワイで友人が買った液体類…

私の友人はとにかく中国の方並みに爆買いするのが大好きで、

行きのスーツケースは空で、帰りに全てお土産を詰めて帰るような友人です。

この時もたくさん、とにかくたくさん買いすぎてスーツケースの預け荷物の重量オーバー

いくつか重い物から抜いてもなかなか規定内に収まらず、焦ってもくるので、とにかく重さのある物を、
「コレと、コレと…」と

なにも考えずにポンポン出して、とにかく重さをクリアし、預ける事が出来て一安心。

保安検査場で並びながら

…「あ!」
…「やばい!」

抜いたのがハンドソープとか液体系…涙

とにかく焦っていたので、無謀な判断でしたが、3人いたので手分けしてそのまま手荷物検査に持ち込んでみましたが…笑

X線ってすごいですね。←当たり前ですが(^^;
いろんなポーチに隠してたつもりでも、笑
ピンポイントにそのポーチのチェックをされ、見事に没収されました。笑

120mlのハンドソープを6本ぐらいだったと思いますが、没収されていました^^;

韓国に行く前にアイロン忘れて…

朝早い便で、朝に使ったアイロンをそのままスーツケースに入れて持って行くつもりが、

使用後の熱を冷ましてからスーツケースに入れようと思い、使った後すぐしまわずにいたらそのまま部屋に忘れてしまい、

空港で充電式のヘアアイロンを買ってから保安検査場へ…

「あ〜私の荷物また引っかかってる」

なんて思いながら待ってたら、
「ちょっと中見ますね〜」と。

さっき買ったアイロンを出してきて、
そこで「ん!!?」ってなってる私。

「こちら電池取り外し出来ますかー?」

「いや、出来ないはずです…」

「そうすると、持ち込みも預ける事も出来ません(^^;」とスタッフの方が…

「…えー!!?今買ったのにー?」
って思ったけど、もう慣れっこです。ジタバタしません。笑
「どうぞ」とお渡しして処分してもらいました。

充電式のヘアアイロンは《リチウムイオン電池》を使用したものが多く、私はこれに該当しました。

リチウム式の物は、機内持ち込み・受託手荷物共に飛行機に乗せる事ができませんが、
電池が取り外された状態のものであれば、機内持ち込み・受託手荷物共に可能です。

※本体から取り外した電池、予備電池がリチウム電池・リチウムイオン電池の場合、1人当たりの制限量内であれば機内持ち込みのみ可能です。

旅行用に購入の際は、こういった点も気にしてご購入下さいね。

預け荷物のスーツケースにノートパソコン…

長期の旅行だったので、友人がiPadやノートパソコンまで持って空港に…

iPadは機内で使うからって持ち込んで、ノートパソコンをスーツケースに入れて預けたようです。

ホテルに着いて仕事をしようのパソコンを開いたら…

「…!!!!!?」
データーが全部飛んでしまっていたそうです。涙

他の荷物が特に破損しているとかはなかったようですが、やっぱりパソコン等は衝撃に弱いと思うので、入れるのは良くないですね。

他にも小さな事も大きな事もこんな感じで、過去に私もたくさん旅行で失敗してそこから学んで来ました。笑

今後もたくさん失敗はするかと思うので、その経験を元にたくさんこちらでお話していきたいと思います。笑

旅に失敗は付き物ですよね。笑

バスで両替せず乗って1万円札では払えず、困っていたら知らない方がお金貸してくれたり、
空港に着いてから終電が間に合わず、その日泊まるが所なくて彷徨っていたら、1日ご自宅に招待して下さり、次の日もいろいろとお世話になったり…

涙流した経験もたくさんです。笑

皆さんの旅の失敗談もぜひ聞かせて下さいね!

それではまた。

※記事に掲載している内容は公開日時点の情報です。変更される場合がございますので、お出かけの際はHP等で最新情報のご確認をお願い致します。

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